190715 新築
当該の宅地は開発から三年が過ぎ、ようやく賃貸用として利用のタイミングが巡ってきた。戸建て賃貸用、二階建3LDKの予定で知り合いの不動産業者に心当たりの建築企業の見積もりを依頼。コスト重視なので、前回同様に建売で知られた飯田グループのA社でいいかなと思っていたら、かの営業氏は他社の見積もりも依頼してたりして、あっという間に季節はもう秋。
不動産業者の土地売買の思惑もあってA社との商談開始も遅れてしまった。A社の注文住宅担当者も多いときは月に5件以上の案件を持つようでスケジュールも詰まり気味。申請出したり設計の協議などで、12月に基礎工事を終えたいの思惑は次第に遠ざかる。
見積もりが決まり。コスト的に本体の方は少しプラスだがほぼ予算に沿ったラインだったが、賃貸用としては広めな土地面積もあり、駐車スペース三台プラスの外構工事の方をそれなりに整えると、やはり予算越えの見積もりとなる。外構の見積もりは難しい所もあるし、こちらで予算額を伝えて現場施工で修正&サービスを引き出す手もある。細かなところに拘らないなら有効なやり方で、賃貸向け手段かも。
結果的には希望より一月以上遅れての竣工となった。大家的には八割位の満足度と言ったところですが、詳しくは以下に。
18年12月23日 宅地の整地と供に南側の既存基礎部にブロック積み作業。
19年1月18日 基礎工事開始。見えない部分にコストは掛けない、いえ掛けられない建売企業の現場。
2月2日 基礎工事完了。四年前の同社の工事よりは丁寧な仕事ぶりに見えるが
2月13日 通し柱の無い工法で組み上げていく。あと一ヵ月で完成は難しい雰囲気。
まあ、丁寧な仕事をお願いします。
3月7日 屋根と外壁の工事は終わっていた。屋根材はアスファルト材の予定であったが、A社側の要望でガリバリウム鋼板に変更になった。アスファルト材の方が施工が容易とも聞きますし、後々には砂粒状の粒子が結構な量出るとも。(樋に溜まる)
外壁も途中で寒冷地向けの素材に変更となりましたが、希望の色柄の物が無くそれに近い物で妥協した次第。
TVアンテナのケーブル。アンテナの設置は自己手配と言う事で、交渉次第では値引きの対象にもなる。近年はCATVやネット配信で好みの番組視聴が楽しめるので、選択肢は広い。大家としても悩みどころではある。
3月21日 外構とエアコン等の付帯工事はまだ途中だが、上物の工事と規定の竣工検査を終えて引き渡しを受けた。代金も前日までに決済。画像は一階のLDK①
LDK② 床材はお勧めの白系で枠材や巾木も白。出来てみると思ったよりは違和感も無く悪くない印象。フローリングを見ると良くできたプリント合板、表面のワックス処理をしていないタイプなので滑らない感触。最初は丁寧に水拭きをしてから乾拭きで仕上げるか、できればワックス掛けをしたいところ。
床や巾木の部材の色は発注時に選択できるが、壁と天井のクロスは白系の一択のみ。
キッチン システムキッチンの色は選べるが、標準の黒系を選択。吊戸棚は以前はオプションであったが今回は標準装備。開放感の問題で付けない選択も結構ある。
以前と異なり洗面台は三面鏡タイプに変更になっていた。奥行きが少ないコンパクトタイプ。
物干しベースも固定式に変更になっていた。表記の耐荷重がリミットで、意外と壊す事例もあるのでは。
網戸とカーテンレールはオプション。
二階 西側の窓が耐震性への対応で小型に設計変更。コストダウン?
4月12日 南面 フェンス工事が最後。業者が忘れていた訳でも無いだろうが
外構はなぜか図面通りに施工が進まず、一度は作り直して貰ったが、流石に二度目の修正はぐちゃぐちやに成りそうな予感もあって妥協の産物。営業担当者もクレームには慣れた雰囲気の対応なので、外構工事は別途発注が正解かも知れない
そうは言っても限られた予算の下で、見た目上は問題ない様にフィニッシュできたので良しとしたい。
車止めの位置も不安があったので自己で寸法を出してテープで印した。
高速道路の工事がハイペースで進行しているので生コンやアスファルト材が不足気味とかで、最終までコンクリートかアスファルトを使うかで決まらなかった。
4月14日 物置とエアコン四台の設置工事が終わり、ほぼ予定の工事は修了。
入居の問い合わせもあったが、工事期間であったりして決まらなかった。業者の力もあるが、業界のピークが1~3月なのでタイミング的にも良くない。その辺は判ってはいたので、良い出会いを待つのみ。です
隣の賃貸の駐車スペースに浄化槽を設置したので、段差が少しできてしまった。段差解消スロープを設置してみた。ゴム製が馴染みが良い
浄化槽用のブロアーは盗難防止で入居してから設置する事例が多い。契約した管理業者に依頼したら丁寧に設置してくれた。
入居付けは今まで世話になっていた不動産会社の評判が宜しく無かったので隣町の地元不動産会社にお願いした。何度か紹介もあったのですが入居付けまでは至らず、気が付くとゴールデンウィークが過ぎていた。勤めもあるのだが、他の不動産会社への営業も考えつつ、やはりネットに強い名の知れた企業が強いかなと、調べたりしてみる。
小規模な賃貸業なので付き合う不動産会社も地元の小規模企業が多い傾向。集客力のある大手系は融通が利かないのと、何でも手数料を掛けて来るので大家にも入居者にもコスト的な負担が気になる。以前世話になったE社に当りを付けて依頼。営業者がその日のうちに訪問して物件の詳細確認と写真撮影。そして二日後には入居希望者を紹介してくれた。その後はスムーズに契約まで話は進んだが、やはり色々と手数料やら何やらと請求の多いのは大いにマイナス点。わかってはいても
取りあえずは、これでひと段落できました。
もう一つ、個人的に大きな案件が残っているのですが、どうするか。年齢を考えると考えてしまいます。