unity_fl’s diary

福島市郊外で主に戸建て賃貸の大家業とサラリーマン勤めを営む、なんちゃって大家のブログです

180118 宅地造成

現在緊急入院中で、治療とリハビリの暇な合間を縫いつつ過去の記事を書いて行こうと、思ってます。(18年1月18日)

 

【期間】

15年3月18日 土地家屋調査士依頼

15年8月9日 造成工事開始

15年10月27日 造成完了


前回で、上物の解体撤去を済ませて更地としたので、今回は土地家屋調査士による測量と境界の確定、レイアウト作りと位置指定道路の確定、上水道の設置。各種の申請手続きを経て、敷地の約半分を販売に繋げるまでの状況。

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解体作業は順調に進み、建物滅失登記を済ませ、ここまでは順調に推移。土地の売買から世話になる不動産業者の紹介で、お勧めの土地家屋調査士を紹介して頂いたのですが、待てども一向に業務着手の気配は無く、多忙な模様。別の土地家屋調査士に依頼してみると、こちらも多忙な感じで渋々ではありますが引き受けて頂ける事に。市内は震災の復興需要などで業界はみな多忙な様で、頼む方で気を使ってしまいます。

境界確認と測量で確定作業も少しづつ進み、図面と現場の食い違いは有ったものの敷地トータルでは僅かな加減でした。東側のブロック塀は痛みが進んでいるので解体と修復をする事にしたが、境がブロック塀の中心なので壊すにも面倒なところは有ります。いつしか季節は進んで春も過ぎ、更地の草の伸びるのが早い事。草刈り機やら除草剤の散布やらで休日はそれなりに作業が入ってしまう日々。構わずにいると草丈が2メートルクラスのも現れ、鋸で切った方が早い時もあります。元が畑や庭であったことも影響してる、かも

 

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更地の合筆を済ませ、想定したレイアウトで分筆作業を土地家屋調査士に依頼、不動産業社と協議しつつ進めて行く。8月のお盆前、ようやくブロック塀の解体作業が始まったが、ボチボチと言った感じです。

 

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計画としては敷地を5区画に分けて3区画、約半分の面積を飯田グループ関連会社A社へ販売を予定している。A社は建て売りを主にしている現在勢いのある企業で、売却後は建売り住宅が経つと思われる。もう一区画の約75坪には自己で戸建の賃貸用を二棟を計画。宅地開発は300坪以内の条例があるので、奥の一区画は三年間は更地として利用は出来ない状態。塩漬けとなる。

 

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計画する賃貸用戸建住宅二棟の建築見積を数社に依頼。プラン作りに定評のあるダイワのレイアウトを参考にして、建売り住宅で実績のあるA社の建築で進める事にした。A社は建売で多い30坪クラスが主で今回のような20坪+程度の小規模住宅は注文住宅扱いになり、別途一棟あたり50万近い設計料が加算される。一棟単価も30坪クラスと大差は無い。地盤調査の結果では地盤改良工事の必要性は無い結果が出たので、この分で少し予算を圧縮です。

 

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8月の末頃に敷地の分筆と手続きを終えて宅地造成工事へと進む事ができる状況になる。9月になって道路工事に着手で、ここまでが長い印象。年明けの早い時期に賃貸住宅を完成させたいと目論むが、順調に行くかどうか。

 

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 以前の持ち主の時に埋めた除染廃棄物が、奥の一角に結構な量を保管してある。売却予定地なので除染廃棄物を例の塩漬けの土地に移動するように市役所に依頼、一度までなら移動は無料らしい。露天での保管を希望したが、埋設保存の方が手間がかからなかったようです。一丁あがりの儀

 

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水道は奥にある既存の住宅の水道管が敷地内を通っているので、協議の上で共同使用で同意した。新設の時は予算も掛かるが自由なラインで気使いも要らないのが利点となるが。どちらにしても水道工事は思った以上に割高で予算を使う物です。限度まで延ばした位置指定道路の下に水道管を設置して舗装工事。道の足りない分は側溝無しの私道として透水性の舗装をした。雨水の溢れた分は位置指定道路へと流れる事になる。道路舗装は大手の企業が担当したせいか良い仕事な印象でした。電柱と電線の設置、整地も終了。と

10月初め頃には造成工事もほぼ終わり、と言った感じですが細かな所を見ると少し残念な雰囲気はある。まあ、日中は不在で工事もある程度お任せな所はあったが。

 

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建売り住宅用地の三区画の商談を経て、造成工事完了をまって買主のA社と契約を済ませる。口座への入金も同時となり名義も変更となる。後から考えるともうすこし高値でも良かった気もしてくる物です。強気で

賃貸用二棟とA社建売り住宅三棟で計五棟がA社建築となった訳です。後は、賃貸用の二棟の建築の流れを次回の記事で書いて見たいと思います。